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HENRI CHARPENTIER Lion City Junior Open 2025 結果報告

5月31日~6月4日までシンガポール(カランスカッシュセンター)で開催されていました

「HENRI CHARPENTIER Lion City Junior Open 2025」にティップネス宮崎台 選手コースから4名出場しました。

アカデミークラスの中島晶選手がGU19の部(19歳未満の部)で第6位入賞を果たしました。
昨年はGU17の部でベスト16でしたので、そこから更に成績を伸ばせた結果となります。

【最終成績】
GU19 中島晶 第6位
BU15 大貫晴吉 43-44位
BU13齊藤遥喜 23-24位
GU13松本 澪   9-10位

 

アジアジュニアランキングのポイントを獲得できる大会であり、合計300名を超える参加者が出場しました。
今回は5月28日に出発し、29日、30日を練習日としてコンディション調整に充てました。

空いた時間には少し観光などもして、リフレッシュしながら10日間の遠征を過ごしました。

日本のコートとは異なる環境の中での試合なので、慣れる必要があります。
コンクリート壁で囲われているコートなので、ボールの伸び方、弾み方も変わります。
(日本はパネル製がほとんどでコンクリートコートは少ないです)
また何より暑さが違い、今回の会場のカランスカッシュセンターもコートは完全屋内ですが、
コートを一歩出ると屋根がある吹き抜けなので暑いです。

そういった環境にも早くに順応できるかも大会に出るうえでは求められます。

今回はシンガポールで、ホーカー(屋台街)が沢山あり、子供たちでも食べやすいものも多いので、
食事面では大きく困ることもなく過ごせました。
ただ野菜が摂りにくい等はあるので、野菜ジュース等でも補いながら、食事を摂っていました。
今回参加賞に野菜ジュースがあり、すごく助かりました。

大会自体はカランスカッシュセンターにある7コートで同時進行し、5日間ずっと試合が行われています。
日本のように進行ボードはなく、事前に組み合わせにコート№が振られており、そこに始まるタイミングで入る形になります。コート進行により、コートチェンジする場合にはアナウンスが流れます。
日本の試合とは運営部分でも違う箇所があるので、この辺りも慣れておかないといけないところです。

観客席が備えついているメインコート

1日おおよそ1~2試合ずつ行い、最終日はベスト8以上の順位決めのみ実施されました。
少なくとも3試合~4試合、海外の選手と試合経験が積めるのはとても大きいです。
(大会によっては2試合負けたら終わりの場合などもあります)

試合が続くにつれてタフな試合も増えていき、疲労もたまっていくので、
いかに疲労を取りながら過ごせるか、また勝てる試合でロスなく勝つこともトーナメントでは重要になります。特に前に書いている通り、ボールも跳ねるので、ラリーが続きやすくなり、いつもより負荷がかかっています。

海外遠征はすごく成長する機会にもなる分、コストもかかりますし、選手達も慣れるまでは大変ではあります。
とはいえ、スカッシュの選手として戦っていく以上、日本国内からアジアでの試合は続いていくものなので、
こういう経験を活かしていけるように選手も頑張ってもらいたいです。

また大会全体の雑感等は選手のコメントともに次回書いていきたいと思います。

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