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世界選手権報告

世界選手権団体戦(WSF WORLD TEAMS CHAMPIONSHIP 2024)が
無事に終了し、昨夜西尾選手、安成選手も無事に帰国いたしました。
結果として男子17位、女子は9位という過去最高位を更新しました。
日本チームとしても世界王者のエジプトとの対戦など、結果だけでない貴重な経験を得たかと思います。
なお、安成選手は今週末から年内最後のプロツアーの為アブダビへ、
西尾選手をはじめとするアカデミークラスの選手達は年始早々ブリティッシュジュニアが控えています。
まだまだ立ち止まることなく、さらに頑張っていきます。
安成選手コメント
今大会は、日本代表の4番手として世界選手権団体戦に出場しました。当初、リザーブというポジションだったため、試合に出る機会はほとんどないと思っていましたが、エースの机選手が大会前に負傷し、出場は初戦の1試合にとどまったため、残りの5試合すべてに出場することとなりました。
チームとしては、過去最高の18位という結果に終わり、満足のいく成績とは言えませんでしたが、現状のメンバーで出せるベストな結果だったと思います。個人としては、3番手としてチームに貢献でき、この1年間のプロツアーで培った経験を活かせた大会だと感じています。昨年の世界選手権に比べてベースラリーで押される場面が少なくなり、自分のプレーの安定感が増したことは特に実感しました。

一方で、トップ選手のプレーを間近で見たり、実際に対戦したりする中で、新たな課題も浮き彫りになりました。キルショットの精度やバリエーションの豊富さ、フェイントの掛け方や流れの持ってき方、トップ選手から学ぶべきことは多くあり、まだまだ自分の中で突き詰めていくことは多いなと感じました。まだ自分はプロツアーの中でこういったトップ選手と戦う機会は滅多にないので、この世界選手権という舞台はとても貴重な経験でした。今回、試合に多く出場させていただいたことで得られた経験を活かし、練習から意識を変えて取り組んでいきたいと思います。応援いただき、ありがとうございました。
 
西尾選手コメント
初めてのシニア代表遠征は、チームとしては9位と過去最高位でした。
個人では1勝もすることができず、シニア代表で戦っていくうえで課題が多く残る悔しい結果でした。
世界団体という舞台で試合をし、世界との差を大きく実感できたことはこれからの自分の成長に良い影響を与えてくれたと思います。
また、世界一のプレーを生で見ることが出来てとても貴重な経験でした。次回はトップ8を目指して、日本チームに貢献できるようにさらにレベルアップしていきたいです。
応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
※西尾選手、安成選手、松本(日本代表チームマネージャー)
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