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世界ジュニアスカッシュ選手権個人戦結果報告

7月21日~26日にエジプトで行われた「世界ジュニアスカッシュ選手権個人戦」で下記の通りの成績を収めました。

GU19
西尾舞洋 2回戦敗退(プレート戦準優勝)
中島晶 1回戦敗退

今回は二人とも悔しい結果に終わりましたが、世界の舞台を経験したことで今後さらなる成長につながると信じてまた頑張っていきま!
こちらも応援、よろしくお願いします。

下記世界ジュニアに出た2名の選手のコメントです。


西尾舞洋選手コメント

ジュニアの遠征も残り少なくなっていく中で1大会1大会への思いも強く、今回のWorld Junior Openは特に気合いを入れて臨みました。

しかし、結果は自分にとっての初戦で負けてしまい、目標にしていたベスト16には全然届きませんでした。また、プレートの決勝でも同格の相手に負けてしまい、悔しい結果となりました。

プレート決勝では、最後の3ゲーム目は自分のベースラリーのコースが安定してきて追い上げることができましたが、終始相手に前を取られていたことが敗因だと思います。

自分より強い人とプレーしたり、海外のトッププレーヤー達の試合をたくさん見て特に感じたことは、自分のウイニングショットの甘さでした。

今まではただバックコートラリーをしてとにかく走ってボールを拾い続けていれば勝てる試合が多かったですが、レベルがあがるにつれてそれだけでは勝てないことを痛感しました。

特に、少しでも自分のボールが内側に入ってしまうとすぐにボレーで決められてしまう状況が多かったので、ボレーされないように高さを考えて打つこと、逆に自分がもっとボレーに入ることを意識して練習に取り組みたいです。

また、海外の選手はミドルからの決め球が本当に上手でした。私は自分がチャンスの時も得意とする決め球がなくて逆に相手にチャンスを与えてしまったり、狙ったショットを打つことができなくて自分から点数を奪うことがあまりできませんでした。

だから、普段の練習から試合を意識してトップの選手のようにショットを狙えるようにトレーニングしていきたいです。

また今回特に刺激的だったことは、アジアジュニア選手権で対戦した自分と同い年の香港の選手が、エジプトの3/4シードを破りトップ8に入ったことです。アジアのトッププレーヤーとして、遠征に行くとその子の結果やプレーを意識したり、会話もすることが多いので、そのようなライバルがトップ8に入ったことは友達としての嬉しさと、そこまでたどり着けない自分への悔しさがあります。

しかし、この結果は自分にもチャンスがあると思わせてくれるものだとポジティブに捉えて、来年ラストのWorld Juniorではトップ8を目指して1から練習に励んでいきます。

初エジプトはとても暑かったですが、世界最高峰のBLACK Ballのコートでプレーして体調を崩さず試合を終えることができ、1週間エジプトを満喫できて良かったです。今回の遠征の経験を活かしてもう1段階、2段階強くなれるように頑張ります!

応援ありがとうございました。


中島晶選手コメント

私は今回、2度目の世界ジュニアでした。結果は去年と変わらず、初戦敗退となり悔しかったです。

今大会はどの試合も緊張せずに挑めたことで、落ち着いてプレーすることができました。

その中で良い内容の試合もありつつ、課題も見つかりました。世界ジュニアでは普段は対戦しないような相手に対戦でき、貴重な経験となりました。

今の自分の課題としては、ラリーをしてる中でどう攻めていくかということだと思うので、ショット練習もしつつラリーの中でどう使っていくかを考えていきたいと思います。

また普段はみれないような選手の試合を間近で見ることが出来たのでそこで学んだことを活かし、練習に励んでいきます。

試合はまだ続くのでケアもしつつベストパフォーマンスをし良い結果が残せるよう頑張ります。

 

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